21日間プチ断食に挑戦
発酵食品の魅力
ビタミンDへの期待
世界は一つ。新型コロナウイルス
新型コロナウイルス
感染経路から感染予防を考える
肌保湿の大切さ
オピオイドクライシスとは
 
 
 

保湿の大切さ

 みなさまお元気でしょうか?今年に入って、比較的暖かい日が続いていますが、まだまだ朝晩は寒く、乾燥も気になる季節ですね。寒さと乾燥といえば、風邪ウイルスの大好物。気温の変化に対応できずに体調を崩されている方も多いかもしれません。どうぞ、お大事になさってください。最近では、中国を発現地とする新型コロナウイルス感染が話題になっていますね。アメリカでも感染者が出ました。今後の動向が気になります。さて、風邪対策には手洗い、うがいが基本ですが、保湿がとても大事だということをご存知でしょうか?保湿といっても、加湿器による空気中の保湿だけでなく、あなたの肌(皮膚)の保湿です。冬場は、携帯の指紋認証は諦めたという方もいらっしゃるかもしれません。今回は、肌保湿の大切さについてのお勉強です。より効果的な保湿の方法について、薬剤師の視点でお届けします。

皮膚は最大の臓器

 肌(皮膚)は、人間の体において、最大の面積、最大の重量をもつ臓器です。日本人の成人の皮膚の総面積は、約1.6平方メートル、その大きさは畳約一畳分と言われています。皮膚の重量は全体重の約16%を占め、約9㎏(20lb)もあります。(脳は約1.4kg、肝臓は約1.5㎏) 最近では、「皮膚は第三の悩」と呼ばれることもあり、皮膚のもつ多くの機能が注目されています。
 皮膚には、大きく分けて4つの大切な機能があります。身体の中の器官や臓器を外界からの刺激(物理的な外力、化学刺激物質、紫外線など)から守ってくれる保護機能、体温を調節する体温調節機能、熱い・冷たい、痛い、かゆいなどの触覚をつかさどる知覚機能、体内の水分を保ってくれる保湿機能。どれも身体を正常な状態に保つうえで大切な働きです。この人体最大の臓器である皮膚をより良い状態に保つことができれば、身体全体の健康を促すことができるということなんです。特に一番人が見る皮膚の顔色は、身体全体の不調を見極める鏡の役割もあります。
皮膚の構造
 皮膚は、外側から表皮、真皮、皮下組織の3層に分かれています。一番外側にある表皮は、さらに4層に区分され、私たちが触ることのできる一番表面は、角質層と呼ばれる部分です。この角質層の厚さは0.02mmと、ラップ程度の厚さしかありませんが、お肌の水分量を適切に保持したり、外界の細菌や紫外線などの刺激から守ってくれるバリア機能を備える、とても重要な層なのです。「体を洗う時に肌を強くこすってはいけない」とよく聞きますが、これは、バリア機能を持つ大切な角質層が剥がれないようにするためです。
健康な皮膚を維持するには
 皮膚の一番外側にある角質層の細胞は、一定の期間留まったあとに剥がれ落ちます。この肌のターンオーバーは、個人差や年齢差はありますが、約1ヶ月のサイクルで起きます。このターンオーバーの周期が長くなると、剥がれ落ちるべき古い細胞が肌にとどまり、角質層が次第に厚く固くなり、透明感を失ってくすみを引き起こします。一方、ターンオーバーの周期が短くなると、充分なバリア機能を持たない未熟な細胞が外界にさらされることになるため、肌荒れを引き起こす原因になります。美肌や健康な皮膚を保つために必要な肌のターンオーバーには、生活習慣が大きく影響していると考えられています。食事、睡眠、排便、運動、紫外線ケア、刺激(こすりすぎなど)、ストレス、冷え性、たばこ、過度な飲酒など、生活習慣を今一度振り返ってみると、今の皮膚の状況との関係に思い当たる節があるかもしれません。(私はあります)そして、皮膚のバリア機能は乾燥に弱いため、季節に関係なく、年間を通して正しく保湿をしてあげることが大切です。
保湿剤の基本的な塗り方
まず、保湿剤を塗る前は、手をよく洗い清潔にしましょう。
塗るときの工夫
①保湿剤は皮膚が水分を吸収している入浴後5分以内に塗るのが効果的です。
②保湿剤は皮膚から水分が逃げないようにふたをする役割を持っています。もし入浴後に保湿剤を塗るのが難しい場合などは、保湿剤を塗る前に水や化粧水で皮膚を軽く湿らせておくと、十分な保湿効果が得られます。
③塗るときは、指先ではなく、手のひらを使って、やさしく丁寧に塗ります。この時、体のしわに沿って塗ると、皮膚に広がりやすく、浸透しやすくなります。
④ワセリンなど保湿軟膏は、皮膚の表面に膜をつくり、水分の蒸発を防いでくれます。寒い時期は硬くなるので、手のひらで温めて柔らかくして塗りましょう。硬いまま塗ると、皮膚を傷つけてしまう場合があります。
新生児期からの肌保湿が大切
 保湿は、美容が気になる女性だけでなく男性にも、そして、新陳代謝の活発な子供たちにも気を使う必要があります。新生児期から肌保湿をすることは、その後のアトピーや食物アレルギーの発症を抑えるという研究報告があります。肌保湿をすることで、外界からのアレルゲンの侵入を防ぐ目的があります。保湿だけで、アトピーやアレルギーを完全に予防することはもちろん不可能ですが、できるだけ抑えてあげる可能性が考えられます。
 また、乳幼児期は親子の絆形成にとても大切な時期です。入浴後にやさしく声かけをしながら、親子のスキンシップの一環として、やさしくマッサージをするように塗れたらいいですね。特に乳幼児の場合は、肘や膝、脇の下など関節部分もムラなく塗りましょう。
保湿剤の選択
 保湿剤には、様々な種類があります。季節ごとに種類を変えることをおすすめします。皮脂の多い夏にはさっぱり化粧水だけ、もしくは使用感の軽いローションかクリームタイプ。冬場は、皮膚を覆う効果に優れたワセリンやシェアバターなどのちょっと重めの軟膏など。また、子供に使う場合は、子供が嫌がらないものを選ぶことも重要です。そして、子供には無香料の添加物などが入っていないものがおすすめです。
 使用部位によっても種類を変えることもあります。頭皮は、ローションタイプの保湿剤がべとつかずに使いやすいです。傷口には使用しないようにしましょう。
おおよその使用料の目安
 保湿剤の種類によって異なりますが、軟膏やクリームは、人差し指の先端から一つ目の関節まで伸ばした量が、ローションタイプは、1円玉大の量が約0.5gです。この量で、およそ手の平2枚分が塗れると言われています。また、保湿剤を塗った場所に、ティッシュをくっつけて、1~2秒落ちないくらいが適量とも言われています。
健康は一日にしてならず!
 かゆみの最大の原因は乾燥ともいわれています。ひどくなってステロイド剤など強い薬が必要になる前に、毎日の肌の保湿を習慣にしてみませんか?高い美容液よりも何よりも、毎日の保湿が健康な肌、さらには全身の健康にも繋がるとも言えます。私は、この季節はシェアバター入りの手作りクリームを愛用しています。化粧水は、20歳から母の手作りどくだみ化粧水です。ただ、どちらかというと肌のお手入れに無頓着な性分だったため、アリゾナの紫外線の影響もあって、最近シミに悩んでいます。日々、いろんなものも作っては、自分で実験しています(笑)。今はゆず化粧水の効果を実感中です。今回、この記事を書いてみて、改めて毎日のスキンケアをはじめ、生活習慣について見直すことがあるな、と反省することばかり。。。美は一日してならず。健康は一日にしてならず!ですね。
追伸:2月22日、23日にSteele Indian School Parkで行われるArizona Matsuriでお茶のブースがあります。よろしかったら、おいしいお菓子とお抹茶を頂きにいらしてください。抹茶は、ビタミンCが豊富でポリフェノールの茶カテキンが豊富、アンチエイジングにも効果があります。お待ちしております。

Kokopelli Healing Arizona 2020年2月以降生徒募集中のクラス
1)米国NAHA認定アロマセラピーコース1、2 
2)ハワイアンヒーリングハーブコース
日本語でアメリカの資格取得してみませんか?
Kokopelli Healing Arizona | ココペリヒーリングアリゾナは、米国アロマセラピー協会 The National Association for Holistic Aromatherapy (NAHA) の資格が日本語で取得できます。覚えるアロマではなく楽しむアロマセラピー!!どのブランドの精油を使うにしても、基本が大切です。精油=自然=安全ではありません。子供には?ペットには?掃除にも?美容にも?薬剤師アロマセラピストから、よりクリニカルで安全なアロマセラピーを学び、日常をより豊かにしてみませんか?現在、LINE登録(ID:@869rxhti)からのお申込みで、お得なスペシャル開催中です。詳細はホームページをご覧ください。https://www.kokopellihealingaz.com/
☆お薬相談 日本から持ってきた薬とアメリカのこの薬一緒?アメリカで代わりになる薬はどれ?お薬手帳の翻訳など、日本の薬の個人カウンセリングも、随時行っております。
☆手作り味噌ワークショップ(利き味噌・軽食付き)1人$35.4名でのリクエスト開催です。お誘い合わせの上、ご希望の日時をお知らせください。
☆日本語親子ストーリータイム $5
ゆりかご教室(対象:生後半年~3歳)火曜日隔週10時~
ひだまり教室(対象:3~5歳)水曜日隔週10時~
※人数調整のため、曜日変更もあり。
全てのお問い合わせはお気軽に!!代表:尾中景子 info@kokopellihealingaz.com 

 

尾中景子

福岡県出身。2002年、熊本大学薬学部卒業。九州大学病院に約7年間勤務。主に医療チームの一員として入院患者への服薬指導、学会への論文発表、学生の指導などを主な仕事とする。2009年、結婚を機にアリゾナに移住。2016年、自分の好きなことを始めよう、と元々興味のあったアロマセラピーの世界へ。ハワイ・カイルアの米国NAHA協会認定校 Ohana Healing Instituteにて、オンラインや現地での勉強を重ね、クリニカルアロマセラピスト・ハワイアンヒーリングハーブの資格を取得。現在、日本語で米認定アロマセラピーの資格が取れるスクールKokopelli Healing Arizona主宰。他に、にほんごであそぼ&つくろin Arizona~日本をつなぐ~主宰。
メール